2007年には142万人だった来場者が、2009年に68万に減少した東京モーターショーを再復活させるプロジェクト。「世界一のテクノロジーモーターショーへ」という長期目標と「来場者数80万人の回復」という短期目標を設定し、そのための100近い工夫を実施。たとえば、「耳car」。話かけると声を録音する巨大な耳のついたクルマを走らせ、人々のクルマに対する意見を収集。ウェブに声をアップし、ラジオ番組、ラジオCM、デジタルサイネージのコピーにも利用。最後は、東京モーターショー2011の会場で、クルマメーカー5社(toyota, 日産、本田、富士重、マツダ)のトップ5人がその声に答えた。来場者数は、開催日数が3日減少したにも関わらず、84万人を突破した。 ACC2012審査委員長賞受賞。